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猫のトリビア

野良猫の子猫を一匹だけ見つけたら?放置と保護どっちがいいの?

野良猫 子猫
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野良猫の子猫を一匹だけ見つけたら、どうすればいいんだろう?

心苦しいけれど、放置するか保護するか、迷いますよね。

助けた方がいいのかなぁ?

  • 野良猫の子猫を一匹だけ見つけたらどうすればいいのか?
  • 放置か保護か、どちらがいいのか?

について、お伝えしていきます。

野良猫の子猫を一匹だけ見つけたらどうすればいい?

野良猫の子猫を一匹だけ見つけたら、まずは触らずに様子を見てください。

すぐに助けたい気持ちもわかりますが、子猫や母猫の状況によって変わるからです。

ちょっと待って!実は少し気をつけなきゃいけないことがあるの!

そこでまず、子猫を一匹だけ見つけたら、なぜ触らない方がいいのかをご紹介しましょう。

さらに、どうすればいいか迷った時におすすめの方法もお伝えします。

野良猫の子猫を一匹だけ見つけたら触らないで!

野良猫の子猫を一匹だけ見つけたら、触らないでおきましょう。

その理由は、母猫が人間の臭いのついた子猫を育児放棄をする可能性があるからです。

特に人間を信頼していない母猫の場合は、人間の臭いで身の危険を感じ、子猫を食べてしまうこともあるのだとか!

ひえぇえー!!

さらに、野良猫に噛まれたり引っ掻かれた場合、様々な感染症にかかるリスクもあります。

早ければ30分くらいで母猫が戻ってくることが多いので、まずは触らずに見守ってあげてくださいね。

どうするか迷ったら子猫の様子を1日見てみよう!

一匹だけでいる子猫をどうするか迷ったら、1日様子を見ることをおすすめします。

子猫の傍に母猫がいない場合、考えられる理由は以下の3つ。

  1. 家族で引っ越しの最中
  2. 母猫がご飯を探しに出ている
  3. 母猫の育児放棄

育児中の母猫は、子猫を危険から守るために引っ越しを繰り返します。

もしかしたら、猫の家族は引っ越し中で、一匹だけ残された子猫は母猫を待っているのかもしれません。

母猫の子育ては超過酷!

さらに、母猫はエサを探すために、少しの間その場を離れているだけの可能性もありますよ。

この場合は翌日様子を見に行き、母猫と子猫が一緒にいるところが確認できれば大丈夫でしょう。

すぐに手出ししない方がいいんだね!

3つ目の育児放棄は、母猫の母性本能が未熟だったり、子猫の発育や母猫自身の健康状態によっても起きるのだとか。

しばらく様子を見ても母猫がお世話をしておらず、子猫に元気がない場合は、保護か放置かを考えるタイミングだと言えます。

野良猫の子猫は放置か保護すべきか?

野良猫の子猫を放置するか保護するかは、自分で責任を持って飼えるかで決めましょう。

「子猫を拾って動物病院に連れて行く」までではなく、もっと先までどうするかを考える必要があります。

意外と深刻な感じ?

そこで次に、子猫を放置か保護か迷った時の判断基準を見てみましょう。

放置や保護が必要な子猫が増えない活動も調べましたので、猫たちの力になってあげてくださいね。

子猫を放置するか保護するかは自分で責任を持って飼えるかで考えよう!

子猫を放置するか保護するかは、自分がどこまで責任を取れるかで決めましょう。

責任とは、「猫のお世話を自分でして、最期まで飼う」ところまでです。

どうしても自分で飼えない場合は、譲渡可能な月齢まで子猫を育て、里親を探してください。

そこまでやらなきゃいけないのか!

ちなみに、授乳が必要な子猫のお世話は、人間の新生児以上にハードです。

1日4~8回のミルクやりに排泄のお手伝い、一日中体温や体調のチェックに追われ、夜も眠れない日が続きますよ。

一匹だけの子猫を見つけて保護したとしても、動物病院や動物愛護団体にお世話を任せて放置は、ちょっと無責任ですよね。

ここまでしんどいと、拾いっぱなしはダメだなぁ。

特に猫の繁殖期が近づくと、動物病院や動物愛護団体には子猫の保護依頼が殺到し、困っているのだそう。

子猫のお世話のアドバイスには対応してくれるので、子猫の保護をするなら自分でお世話にチャレンジしてみてください。

野良猫の子猫を増やさないTNR活動にも目を向けよう!

母猫に放置された子猫の保護を減らすには、TNR活動が効果的です。

野良猫は、短い妊娠期間で一度3~8匹の子猫を産めるのはご存じですか?

さらに、交尾したらほぼ妊娠確定で、1年に2~4回出産することも!

ですが、野良猫の子猫の生存率は50%以下、中には20%ほどだという説も見つかりました。

つまり、自然に任せたままだと、保護が必要な子猫が多くなるのは自然なことなのです。

そうなんだぁ。

ですが、全ての野良猫の子猫を保護したり、飼い主を見つけるのは容易なことではありません。

そこで積極的に行われているのが、TNR活動。

野良猫を捕獲し、不妊・去勢手術をしてから元の場所に戻す活動で、様々な地域にある動物愛護団体が取り組んでいます。

TNR活動は不幸な子猫を減らすと同時に、母猫の心身の負担も減らすことができるんですよ!

母猫も出産を繰り返すと、ボロボロになっちゃうからね!

子猫が一匹だけで心配だ、見つけたら保護したいと思う方は、このような活動に協力してみてはいかがでしょうか。

具体的にどうすればいいか悩む場合は、募金など金銭面の援助もおすすめですよ。

まとめ

今回は、野良猫の子猫を一匹だけ見つけたらどうすればいいのか。

放置するか保護するか、についてお伝えしました。

  • 野良猫の子猫を一匹だけ見つけたらどうすればいい?
    →引っ越しなどで母猫が戻ってくる可能性もあるため、子猫には触らず、1日様子を見てみる。
  • 放置か保護か、どちらがいいのか
    →子猫を保護するなら、責任を持って自分で子猫の世話や最期まで飼う覚悟が必要。

    →母猫に放置される子猫を減らす「TNR活動」に協力すれば、猫たちの力になれる。

子猫を一匹だけ見つけたらすぐに助けたくなりますが、必ずしも猫たちにとっていい結果になるとは限りません。

出来る限り自然に任せ、保護する際には自分で子猫のお世話をする心構えでいてくださいね。

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ニャンコ先生
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猫暮らし30年のアラフィフ
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