猫のトリビア

野良猫に餌をやる人の心理や性格は?通報や相談先・対策方法まとめ

野良猫 餌をやる人
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住宅街や公園で野良猫に餌をやる人を見かけることがあります。

お腹を空かせているのを見ると、何とかしてあげたいという気持ちになりますよね。

しかし、野良猫へ餌やりをしても問題はないの?また、野良猫に餌をやる人の心理や性格の特徴はあるのでしょうか?

近隣住民からすると、糞尿被害などが迷惑なのでやめさせたいという人もいますよね。

野良猫への餌やりが迷惑な場合、通報や相談先・対策方法はあるのかな??

そこで、この記事では野良猫に餌をやる人の心理や性格から、通報や相談先・対策方法についても、それぞれ詳しく解説していきます。

野良猫に餌をやる人の心理や性格の特徴は?

野良猫に餌をやる人の心理や性格の特徴として

  • 猫が好きだから
  • いいことをしているつもり
  • 自分の欲求を満たしたい

が挙げられます。

猫はとてもかわいくて癒されますよね。

でもだからといって餌をやるということがかわいがるということには繋がりません。

純粋にそれがいいことだと思っても、餌をやることによる影響を考える必要があります。

野良猫に餌をやる人は、餌をやることで自分の満足感を得ようとしているのではないでしょうか。

たしかに気持ちはわかるけど。。

野良猫に餌をやることで満たされる心理とは?

人は動物に餌を与える行為というのは心理的によい快感をもたらしている!

餌を与えると、自分のところに無邪気に寄ってきてくれますので、とてもかわいいです。

そして、おいしそうに食べてくれるところに、優越感を感じるのではないでしょうか。

そりゃあ懐いてくれると嬉しいよね!

これは人間に対しても同じであり、例えば、家族に料理を作りおいしそうに食べてくれると、頑張って作ってよかったなと思いますよね。

そして料理を作ったという達成感、 おいしく食べてくれたという満足感もありますよね。

優越感、満足感、達成感などを味わうことができれば心理的に満たされることができます。

周囲の迷惑に無関心な特徴がある!

野良猫に餌をやる人は周囲の迷惑に気付かず無関心なことも。

実際に野良猫に餌をやる人と近隣住民とでトラブルになることも多いです。

野良猫に餌をやるのはなにが問題なのでしょうか。

野良猫に餌をやることによって以下のような問題が生じる場合があります。

  1. 野良猫の鳴き声による騒音問題
  2. 食べ残しや糞尿による環境問題
  3. 野良猫が子猫を産む問題

野良猫が増えてくれば鳴き声もうるさくなり、ケンカしたり発情期の時は普段の声よりも大きく近隣住民の迷惑になってしまうこともありますよね。

野良猫に餌をやると、食べ残しや糞尿により汚れてしまい、さらに野良猫が増えれば増えるほどどんどん不衛生になってしまうのです。

においがひどい場合は、苦情やトラブルを招く原因にもなりますよね。

そして毎日餌を食べれる野良猫は、大きくなり、子供を産む確率も増えていきます。

避妊をしていない野良猫が野良猫を産むので、どんどん繁殖してしまいます。

かわいそう、助けてあげたい!などという気持ちで餌をあげるなら、それは無責任ではないでしょうか。

野良猫に餌をやればそれでいいという考えではなく、その先を考えて行動しましょう。

人と猫が共存できるようにすることが大切だね!

野良猫に餌をやる人を通報する時の相談先・対策方法は?

マンションなどの敷地内で餌やりをしていれば大家さんや管理会社へ相談しましょう。

公園や公共の場所での餌やりは、お住まいの自治体に相談するのが良いです。

餌やり行為について条例がある自治体の場合は、餌やりをしている人に対して、餌やりをやめるよう、指導、勧告、命令など適切な対応を行ってくれる場合があります。

それでも餌やりをやめないという場合は、裁判など法的な対応が必要になります。

お困りの際には、弁護士に相談するということも有効な手段となるでしょう。

対策方法としては、野良猫の餌やり防止ポスターを貼ることで、無責任な餌やりを防止することが考えられます。

自治体によっては餌やり防止ポスターやチラシを無料で配布しているところがあります。

ポスターを貼ってみようと思う場合は、自治体に問い合わせてみるといいでしょう。

お住まいの自治体に確認してみよう!

そもそも野良猫への餌やりは法律上問題はないのでしょうか。

「動物の愛護及び管理に関する法律」という、動物の虐待等の防止について定めた法律があり、一般的には「動物愛護法」と呼ばれています。

第二十五条 都道府県知事は、動物の飼養、保管又は給餌若しくは給水に起因した騒音又は悪臭の発生、動物の毛の飛散、多数の昆虫の発生等によつて周辺の生活環境が損なわれている事態として環境省令で定める事態が生じていると認めるときは、当該事態を生じさせている者に対し、必要な指導又は助言をすることができる。

野良猫へ餌を与えること自体を禁止しているわけではありませんが、野良猫に餌をあげることによって、このような被害が生じた場合には、餌やりが制限されることになります。

しかし条例で禁止されているわけではないため、警察へ通報しても介入してくれない場合があるので気を付けてくださいね。

相談先をまとめると、

  • 土地管理者へ相談する
  • 自治体に相談する
  • 弁護士に相談する

対策方法としては野良猫の餌やり防止ポスターを貼ることで、無責任な餌やりを防止することが考えられます。

自治体によっては餌やり防止ポスターやチラシを無料で配布してくれるところもあるので、まず一度お住まいの自治体に問い合わせるのがよいでしょう。

通報する時の注意点も解説!

餌やりを直接注意するのは避けるのが無難!

野良猫の餌やりが法律上違反となるのは、あくまで周辺の生活環境を悪化した場合です。

条例も原則として野良猫への餌やりは認めており、ただルールを定めているのにすぎません。

適切に餌やりをしている場合、注意をするとトラブルに発展する可能性がありますので慎重に判断をするよう気をつけましょう。

一人で判断するのはやめようね

まとめ

野良猫に餌をやる人の心理や性格の特徴は、餌をやることにより心理的に満たされようとしているという特徴があることがわかりました。

野良猫がいるとついつい餌やりをしたくなりますが、中途半端な優しさは野良猫問題を発展させることに繋がってしまいます。

野良猫に餌をやる人は、周囲の迷惑に気付いてないこともあるので、適切な対策をとり、それでも変わらなければ、通報するときの相談先を参考にしてみてはいかがでしょうか。

野良猫に餌をやる人で悩んでいたら、ご自身の判断で通報せず、相談先である自治体や弁護士に問い合わせ、対策をしていきましょう。

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ニャンコ先生
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猫暮らし30年のアラフィフ
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