三毛猫は性格悪い?実際に飼ってみた感想や特徴をブログでレビュー

三毛猫は気が強くてわがまま、女王様気質など、性格悪いと言われてしまうことがありますよね。
実際に三毛猫を飼い続けてきた私が実際のところどんな特徴があったのか、飼ってみた感想をお伝えします。
このブログでは、
- 三毛猫は性格悪いの?実際に飼ってみた感想!
- 三毛猫の性格や特徴をブログで紹介!
についてご紹介します。

みき(動物看護師)
動物病院の看護師として、獣医師のサポートをする九州在住の主婦!
現在は2匹のおばあちゃん猫たちと一緒に楽しく暮らしています♪
これまでに、ヨーキー、パピヨン、ゴールデンなど飼っていた経験があるので、これまでの体験談がみなさんのお役に立てたら嬉しいです。
犬も猫も大好きな私。今では愛猫に手作りごはんを作ってあげるのが密かな楽しみに(笑)
動物看護師としての意見も交えながら発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。
Contents
三毛猫は性格悪いの?実際に飼ってみた感想!

猫は毛色によって性格や飼いやすさが違うと言われることがありますよね。
例えば、茶トラは人懐っこくて甘えん坊、白猫はクールで懐かないなどそれぞれの毛色で違った印象があります。

黒猫は賢いとかね!
その中でも三毛猫は、気が強くてツンデレとか、わがままで気まま、と言われてしまうことも多いのだとか。
実際に私が飼っている三毛猫と、一般的に言われている三毛猫の性格とはちょっとだけ違うところがありました。

実際の飼い主からみた三毛猫ってどんなかんじかな?
これから猫を飼いたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
三毛猫の性格が悪いといわれる3つの理由!

三毛猫が性格が悪いと言われてしまう理由には、おそらく以下の3つの要素が関係しています。
- 三毛猫は欧米では珍しい毛色なので日本猫が多い
- 日本猫は野良猫出身や拾われて飼われているケースがほとんど
- 三毛猫にはオスがほとんど存在しないため、メスが多い

三毛猫って日本猫に多いんだね。
日本猫は西洋の猫種よりも警戒心が強いと言われているので、比較的怖がりな子や人に懐きににくいことが知られています。
また、元野良猫や拾われた猫は、知らない人を怖がったり、警戒して逃げたりすることも多いですよね。

野良猫出身なら、懐きにくくてもしょうがないかも。
猫では生後2ヶ月のうちに慣れさせておかないと、その後も懐きにくくなってしまう「社会化期」という大切な時期があります。
野良猫や拾われた猫は「社会化期」を逃してしまって、性格が野良猫よりになってしまうのかもしれません。

子猫時代の経験以外にも、性格に影響する理由はあるかな?
そう、三毛猫にオスがいないというのは有名な話ですよね。
実は、性別で性格に差が出ることはすでにわかっていて、オスに比べてメスはツンデレ気質が強い傾向があります。

メスのほうが甘えたり飼い主にくっついているよりは、自分のペースで好きなことをしている子が多いのかもしれませんね。

オスのほうが、飼い主に甘えたいタイプが多いんだって。
このように三毛猫は性格が悪いと言われている背景には、警戒心が強くて怖がり、神経質なところや性別が関係していそうです。
ただ、メスでも甘えっ子な猫はいますし、オスでも怖がりで神経質なタイプもいるので、実際にはその猫それぞれでしょう。
実際に三毛猫を飼ってみた感想は繊細で甘えっ子!

我が家の三毛猫は、白い部分が少なめで黒と茶色が多いタイプです。
性格の特徴といえば、とにかく甘えっ子で繊細。

甘えっ子な三毛猫もいるんだね。
我が家の三毛猫の甘えっ子エピソードは、こんな感じです。
- 同居の猫がいないと不安で鳴きながらウロウロ
- 飼い主の布団に潜り込んで寝たい
- 撫でてもらえるタイミングは絶対逃さない
- 撫で足りないと鳴いて文句を言う
- 歯みがきやブラッシング、薬もちゃんと飲むので扱いやすい
我が家の三毛猫は、一般的な三毛猫の特徴とはあまり当てはまらなかったですね。
元野良猫のお母さん猫が我が家に引き取られてから産んだ子どもなので、生まれたときからずっと飼い猫なのも影響しているかもしれません。

人馴れしているけど、繊細はところはあるみたい。
ただ、知らない人には警戒して隠れてしまったり、動物病院や引っ越し先などでは固まってしまって動かないなど、怖がりで神経質な部分があります。

特に子どもはすごく苦手で、絶対に近づこうとしません。

子どもが苦手な猫は多いよね。
やはり三毛猫らしく、警戒心が強い部分はありそうですね。
実際に三毛猫の性格や特徴はどんな感じなのか?

実際に三毛猫を飼っている人の意見や、私が動物病院でみてきた経験を元に三毛猫に多い特徴をお伝えしますね。
また、近年研究が進んでいる猫の毛色と性格の関連についての報告とあわせてご紹介します。

毛色で性格が変わるって本当なのかな?
三毛猫の飼い主が感じている特徴は、はたして一致しているのでしょうか?
三毛猫の性格は女王様気質って本当?

三毛猫はよくお嬢様気質、女王様気質と言われることがあります。
女の子しかいないので、王様気質とは言われないところが面白いですよね。

三毛猫の飼い主は、召使いになることを余儀なくされるよ。
人や猫に対する好き嫌いがはっきりしていることも特徴的です。
同じ家族の中でも、お母さんは好きだけどお父さんは苦手、子どもは嫌いなど態度が一変することもあります。
一方、猫同士では比較的仲良くできるようなので、多頭飼育には向いているでしょう。

人を選ぶ猫っているんだね。
我が家では母猫の白黒ハチワレと娘の三毛猫の2頭ですが、三毛の娘は母猫にべったり!
飼い主にベタベタ甘えるタイプは少ないかもしれませんが、多頭飼育で猫を飼いたい人には三毛猫もオススメです。
毛色は猫の性格や特徴に影響する?

猫の毛色と性格の違いに関連があるのか、さまざまな意見がありますよね。
動物関係の仕事をしていると、例えば茶トラは人懐っこい子が多いなとか、白猫は気が強い子が多いなどの傾向があるように思えます。
三毛猫は気が強い子もいますが、どちらかというと病院では大人しく診察を受け入れてくれる印象がありますね。

警戒心が強いけどおとなしいってこと?
近年では、猫の性格は毛色や柄によって変わるのか、東京農工大学や法政大学などで調査されています。
まだまだ研究の途中なのではっきりとした根拠があるわけではありませんが、ある程度の性格的な傾向があるということがわかってきました。

猫の性格が事前にわかれば、選びやすくなるよね。
- 244匹の猫について飼い主にアンケート
- 三毛猫は甘えん坊で賢い傾向が少し高いけれど、怖がり、神経質については平均的
- 三毛猫は「とらえどころがなくこれといった特徴はない」という結論に。
三毛猫の特徴は、他の毛色と比べるとあまり特徴がないか、もしくは偏りがなかったってことですね。

意外にわがままとか、怖がりとは言われなかったなぁ。
一方、2022年に行われた法政大学の調査では、全く違った結果になっていました。
- 432匹の猫について飼い主にアンケート
- 外向的だけど、自己中心的な傾向が少し強い
- 警戒心はあまりなく人慣れしている傾向

2つの調査で違う結果になっているんだ。
調査は飼い主の印象が影響しているので、実際の猫の性格をどの程度反映しているかは難しいところですね。
猫の毛色と遺伝子が性格にどう影響するかはまだまだ研究の途中ということなので、今後の展開に期待したいです。
まとめ

このブログでは、三毛猫は性格悪いと言われているけど実際にどうなのか、飼い主の目線で性格の特徴について感想を書いてみました。
我が家の猫は、一般的に言われているほど「性格悪い」とは感じていません。

わがままというほどでもないし、少し怖がりなくらい?
ただ、見方によっては甘えっ子なところがわがままに、怖がりなところがそっけなく感じたり、飼い主の感じ方によるみたいですね。
- 三毛猫は性格悪いの?実際に飼ってみた感想!
- 一般的に言わているツンデレ、わがままというよりは甘えっ子で繊細な印象。
- 三毛猫の性格や特徴をブログで紹介!
- 好き嫌いははっきりしていて、神経質なところがある。
- 三毛猫の遺伝的な性格は研究されているけれど、結論はまだ出ていない。
個人的には三毛猫は顔も可愛いですし、気まぐれでマイペースなところが猫らしい性格でとても飼いやすいです。
毛色も特徴はそれぞれの性格に多少なりとも影響しているようなので、今後新しい猫ちゃんを迎えるときには参考にしてみてくださいね。